2016年2月16日火曜日

長崎県木造コンクール 最優秀賞

前回の「玖島の家」に引き続き、「木場の家 cozy house」が長崎県木造コンクールで最優秀賞との連絡がありました。2年毎に開かれるこの大会では、県内外の建築家や建設会社の力作が揃う中、2回連続で最高の賞を頂けるのは本当に嬉しいかぎりです。

この受賞は、何より私達と一緒に働いてくださる職人さん達のお陰です。
今の家づくりの主流は規格を選んでポンとつけるだけ、のような家づくりが多い中、私たちの家づくりは職人さんの技が家の空気感を作ると言っても過言ではないのです。材料を活かし、ディテールをシンプルに美しくしようとすれば、その分技術や知恵が必要になってきます。

無理難題を「こだわっとるけど、出来ると良かとやもんねー」と言いながら付き合って下さる職人さんたちがいて、本当にありがたく心強いです。
また、このような家を作らせて頂いたお施主様にも本当に感謝です。

これからも、一棟入魂で喜んで頂けるような家づくりを目指していきたいと思います。

「木場の家 cozy house」
あ、庭の木に小鳥が飛んできた!あれ、窓の外にカエルがいる!庭から虫の声が聞こえるよ!子供達の元気で嬉しそうな声が部屋中に響きわたる。南に大きく開かれた窓は庭に繋がり、自然を身近に体感できる。夏には涼しい風が通り抜け、冬は晴れればあたたかな陽だまりができ暖房器具は無用。寒くなれば薪ストーブに火を灯し、家の中で揺らめく炎を眺める。そんな恵み豊かな時を、無垢の木と漆喰壁が造り出す穏やかで柔らかな光に包まれながら、家族と一緒に感謝しつつ、日々愉しんでいます。
(木造コンクール冊子お施主様の感想より)


薪ストーブの炎のゆらぎに癒されると奥様。子どもとの対話のひとときに。
オープンだけど手元はみえないように。

ただいまーと帰って来て、リビングの一角でお勉強。

きっちんから全体が見渡せるように。でも、少し篭っているから、みんなを見守るように佇むお母さん。
音楽室は防音と音響を考えて設計しています。
オープンにすると人が集まって音楽会が出来そうです。